madreeデータバンクを導入いただいている企業様が、展示場イベントでの集客に活用されました。本記事では、導入企業様へのインタビューをもとに、madreeデータバンクをどのように活用して次回アポにつなげたのかを詳しくご紹介します。実際の活用方法を具体的に解説していますので、ぜひ参考にしてください。1. イベントでの集客にmadreeデータバンクを活用導入企業様は、展示場イベントで弊社が提供するmadreeデータバンクのパネルを活用し、集客を行いました。これまでのイベントでは、お菓子のつかみ取りなど、気軽に立ち寄れる企画が中心でしたが、今回は家づくりを真剣に検討している方に向けて、「間取り診断」を切り口にした新たなアプローチを実施。madreeデータバンクを活用することで、より具体的な家づくりのイメージを持っていただけるイベントとなりました。特に、madreeの2023年の人気間取りのパネルは家事動線など参考になる点が多いのか、足を止めて見ていただけることが多かったそうです。2.ヒアリング手法お越しいただけたお客様(Aさまとお呼びします)はご両親の敷地を分筆し、ご姉妹ご夫婦が隣同士で新築予定という方でした。Aさまが気になっていたのは以下です。敷地をどう分けるか?各棟をどのように配置するか?そこで、まずは①敷地の分け方と配置の提案を行い、②間取りのご要望もお伺いした上でmadreeデータバンクを活用して参考間取りを見ていただくこととしました。①分筆方法と配置の提案東西の敷地を姉妹でどのように分けるかも未定だったため、分筆案も踏まえ配置計画をしました。ゆとりのある敷地だったため、2棟で配置をずらし、お互いに東側と南側の日当たりを十分に確保できる配置をご提案しました。②間取りのヒアリングそれぞれご要望シートに記入をしていただきました。【お姉様ご家族】・・・東棟ご夫婦、お子様2名2階建て、4LDK希望自宅でもカットができるようシャンプー台を置きたい(奥様が美容師)趣味(ご主人様):ゴルフ・筋トレ・野球土間収納に趣味の道具などをしまいたい【妹様ご家族】・・・西棟ご夫婦、お子様2名4LDK希望個室を4部屋とお雛様などが飾れるタタミコーナーがほしい3.madreeデータバンクを使った提案ヒアリングした内容を元に、その場でノートPCを使い、madreeデータバンクで間取り検索をします。建物の間口や奥行き・道路方向で間取りの検索を行い、そこから要望をプラスして絞り込みを行い間取りを表示しました。検索した間取りを見てもらいながら、暮らし方の深堀りとご提案をします。【お姉様ご家族】・・・東棟\オススメした暮らし方や間取り/西棟への日当たりも考慮し、L字プランをオススメ広めのランドリールームなら、シャンプー台を使わないときにも室内干しや家事室として活用することをオススメ【妹様ご家族】・・・西棟\オススメした暮らし方や間取り/家事が楽になるような回遊型の家事動線をオススメご姉妹ご家族で一緒にBBQなども楽しめるよう、東棟のお庭と緩、南東にウッドデッキを設けることをおススメAさまからは「プライバシーにも配慮したいが、どういった方法がありますか?」といったご質問をいただきました。プライバシーに関しては、窓の位置をずらしお互いのお家から中が見えないようにしたり、窓を高い位置に設置するなどの方法があります、とご案内しました。このほか、間取りを見ながらたくさん質問をしていただき、商談の場を温めることができました。それぞれの敷地に合った間取りを素早く提案したため、A様にイメージしていただきながら話をすることができ、具体的な質問につながったと感じているそうです。4.次回アポにつなげた方法「同じ坪数ならL字型と四角形と金額はどう変わるか?」というご質問が出たので、次回の資金計画の相談にスムーズにつなぐことができました。すでに間取りを見せているので、お客様の興味が間取りだけではなく次のステップである費用に移っていきました。間取りを見ながら話ができたので、より細かいご要望も引き出すことができ、自社の間取り提案も他社ではできない一歩踏み込んだ提案ができます。5.お客様アンケート結果終了後に行ったお客様へのアンケート結果も共有します。お客様のコメントわかりやすく、イメージしやすかったです。いろいろな情報も教えていただき助かりました。聞きやすい雰囲気だったので、いろいろ質問ができて良かったです。今後のお住まいづくりについてもっと間取りがみたい家づくりについての話が聞きたい(構造・性能)資金計画についての話が聞きたい(概算金額・住宅ローン)といった項目にご興味があるとご回答いただきました。6.まとめ今回ご案内したAさまは、敷地をどう分筆するかそれぞれがどちらの敷地に建てるのか分筆後の敷地に建てられる間取りはどのくらいの大きさになるのかなど、ご検討項目が多く、家づくりについてのイメージがぼんやりとしていました。初回から間取りを見ながらお話することで、ぼんやりしたイメージを具体化させ次のアポイントを前向きに設定することが可能です。今回の事例も参考にしていただき、madreeデータバンクの間取りをイベントやお打合せにご活用いただければ幸いです。