弊社の住宅事業者様向けmadreeデータバンクが、実際の建設予定地に合う間取りを検索できるようになりました。本機能をどう使えばいいのか?どんな改善をかければいいのか?を身をもって体験するために、弊社が住宅事業者様になりきりお客様を接客する、エンドユーザーテストを行いました。弊社のエンドユーザーテストとは...弊社が住宅会社様や工務店様になりきり、madreeデータバンクを顧客となる一般の方々に使ってもらったり触ってもらうことで、プロダクトが刺さるかどうか、改善点はないかをチェックする機会です。今回は弊社が入居しているなごのキャンパスの入居企業さまや、コワーキングスペースの利用者さまにご参加いただきました。計9名にご参加いただき、実際にmadreeデータバンクをご覧いただくことができました。中には建築事務所勤務の方もいらっしゃり貴重なご意見も。参加者さまからは以下のようなご感想オーソドックスでない色々なパターンも検索できるようでイメージがとても膨らみました。自分の土地だったら、どんな間取りが作れるかイメージできた。土地の形・大きさにあわせた間取りのイメージが広がった。今回のエンドユーザーテストは「間取りシミュレーション」と題し、弊社が住宅会社さまや工務店さまになりきって、実際の使い方を想定してのご案内を実施しました。実際の使いかたを想定「土地探し向け間取りシミュレーション」STEP.1 ヒアリングご要望シートを使ってご要望をお伺いします。導入企業さまよりご希望あれば、お渡しすることも可能です。こちらのお客さまの場合、猫ちゃんのスペースやピアノの設置場所、調理しやすいキッチンなどがキーになりそうです。STEP.2 madreeデータバンクで敷地とご要望に合う間取りを検索今回は検討中の土地が無いお客さま用には土地形状検索用に土地サンプルをご用意しました。お客さまには土地サンプルの中から好きな敷地を選んでいただき、その土地情報をもとに間取りを検索しました。土地形状検索 手順画像のアップロードボタンから土地画像をアップロードし、画像をなぞって土地形状を入力します。水平にしたい辺、長さ、建物の建てられない範囲を指定します。出入り口にしたい辺を指定すると出入り口に玄関の近い間取りから順に表示されます。土地情報の入力が完了したら間取りを検索。土地に合う間取りが一覧で表示されます。STEP.3 検索した間取りの詳しい解説解説をすることで、お客さまとの話が弾みました。お客様と一緒に画面を見ながら、要望に合う間取りを数点ピックアップし、各間取りの使い勝手やメリットデメリットなどを解説。実際に間取りを見ることで、イメージを膨らませていただきながら、「ランドリールームは3帖くらい必要そうだね」「横並びのダイニングが使いやすそうだね」など、ご要望を整理していただくこともできました。エンドユーザーテストのお客さまアンケート9名の方にご参加いただき、ご案内後にはアンケートへご回答いただきました。ご参加アンケート(回答抜粋)オーソドックスでない色々なパターンも検索できるようでイメージがとても膨らみました。とても便利で、相談に来たお客様にやさしいシステムだと思いました。自分の土地だったら、どんな間取りが作れるかイメージできた。土地の形・大きさにあわせた間取りのイメージが広がった。家族の要望に合わせた議論ができる。この間取りを見た後どんな気持ちになりましたか?(複数回答)エンドユーザーテストを経て今回のエンドユーザーテストでは、madreeデータバンクをいろいろな方にご覧いただくことができ、土地形状検索で間取りを検索した時のお客様の反応の良さを実感することができました。中にはすでに一戸建てにお住まいで、計画するとしたら建て替えという方もいらっしゃいました。建て替えの場合も複数の間取りを見ることができ、「今とは全然違う間取りも建てられるんだね」といったご感想もいただきました。土地と間取りを合わせてご案内することで、駐車計画、道路や隣地からの視線、日当たりなどもより具体的にお話することができ、間取りだけでご案内するよりもぐっと暮らしをイメージしていただきやすくなると感じました。しかし、ご案内の中で間取りを検索する際に時間がかかってしまい、お客様にお待ちいただく時間が長くなってしまったことは課題として感じました。また、ご案内した間取りを土地にあてはめた資料を素早くお渡しできなかった部分も、打ち合わせで活用するためには早急な開発が必要だと感じました。発見した課題で、すでに開発中のもの土地形状検索の検索スピードの向上印刷機能の開発改めてmadreeデータバンクは、たくさんのデータから検索して好きな間取りを見つける楽しさや、ご自身の思い描く暮らしが具体的な形になってアウトプットされるワクワク感を感じていただけるツールだと感じています。今後も、住宅会社様に活用いただきやすく、お客様にはワクワク感を届けられるようなツールを目指しアップデートを重ねて参ります。